「うん。お客さんは男だけじゃないし、女の子とも普通に話したりするじゃん?」

『うん、私は仕事だからって割り切るかな?』

「でも、ヤダよね?」

『必要以上に仲良くされるのはヤダね。でも、誠くんは美和ちゃんの事愛してるんでしょ?』

「それはもちろん。」

『迎えに行ってあげたら?』

「そうするよ。海ちゃん、ありがとうね。」

『いえいえ、私は何も。』


少し笑顔を取り戻した誠くんがいた。