運ばれてきたパスタを食べ、お互いの車に乗り込みボーリング場へ。


「ペアで勝負しよう?」


麻美の提案で、夕食を賭けた対決をする事になった。


ボーリングは何度かした事がある程度で、きっと私は空の足を引っ張ってしまうだろう。


案の定、ガーターこそなかったもののピンが倒れる本数は少ない。


けれど、空がしっかりスペアを取ってくれて結果は私達の勝ち。


「勝負しよう」なんて言ってたから、てっきり麻美は上手なのかと思っていたけど。


麻美は私よりも下手だった。