「あ、公佳ちゃん?お疲れ様でした。もう東京には着いた?」
その日のうちに、公佳ちゃんの携帯には電話をかけてみた。
公佳ちゃんは予定通りなら今日がクランクアップだったはず。
アップしたらすぐ帰京するって言ってたし、もうそろそろ着く頃かと思って電話をしてみた。
『咲絢?まだ新幹線よ。どうしたの、いきなり電話をかけてくるなんて……』
「公佳ちゃんのご希望通り、月島くんには話をしてOKもらったよ。明後日の17時に、公佳ちゃんの事務所近くのカラオケだけどいいかな?」
カラオケの予約を入れてくれたのは高橋さんだ。
何があるかは分かんないから一応ちゃんと「月島くんや公佳ちゃん達と遊びたい」って説明して、必死になってお願いしたら「たまにはそういうお付き合いも必要ね」と言って、[健全な]カラオケボックスに予約を入れてくれた。
これだけでも、私と高橋さんの関係は進歩したと思う。
でも、問題は公佳ちゃんのママやマネさんが、「yes」と言うかどうか、なんだけどね……。
その日のうちに、公佳ちゃんの携帯には電話をかけてみた。
公佳ちゃんは予定通りなら今日がクランクアップだったはず。
アップしたらすぐ帰京するって言ってたし、もうそろそろ着く頃かと思って電話をしてみた。
『咲絢?まだ新幹線よ。どうしたの、いきなり電話をかけてくるなんて……』
「公佳ちゃんのご希望通り、月島くんには話をしてOKもらったよ。明後日の17時に、公佳ちゃんの事務所近くのカラオケだけどいいかな?」
カラオケの予約を入れてくれたのは高橋さんだ。
何があるかは分かんないから一応ちゃんと「月島くんや公佳ちゃん達と遊びたい」って説明して、必死になってお願いしたら「たまにはそういうお付き合いも必要ね」と言って、[健全な]カラオケボックスに予約を入れてくれた。
これだけでも、私と高橋さんの関係は進歩したと思う。
でも、問題は公佳ちゃんのママやマネさんが、「yes」と言うかどうか、なんだけどね……。