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山井さんへ 



ありがとう。 



さよなら


    美依

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「やっちゃった…」



また守りきる事が出来なかった…。 





「何やってんだよ…」



俺はキッチンテーブルを拳で殴った。 




パシャッ−…




美依がつくり置きしてくれた味噌汁がお椀からこぼれおちた… 





「くそっ…」



美依−… 




オレ、そんなに頼りになんねーか? 




なぁ… 




頼むから




戻ってこい… 







「美依!!」