部屋へ入ると渚は上半身を上げていた。






土「起きて、たか…」





『うん…寝れなくて』





渚はそう言って困ったように笑った。






土「水菓子だ。食べれるか?」





『水菓子…?なにそれ』





土「これだ」




『果物…?』




土「お前の住んでいたところではそう呼んでいたのか」




『うーん…食べる』




食えるといいな…。