朝目が覚めると、土方は既にいなかった。 広間に行ったかな? それにしても…ご飯どうしよう…。 毎回のように気持ち悪くなってたらおかしいと思われるよね…。 まだ寝転がりながら考える。 土「おっ、起きたか」 『うん。昨日はありがとう』 土「気にすんな。それより、熱下がったか?」 そう言って私の額に手を置く。 土「まだ熱いな…今日一日、寝てろな?」 『……うん』 微熱は病気のせいじゃない。 妊娠のせいだ。