「きゃあああぁ〜!!」

悲鳴と共に思いっ切りベッドから起き上がる。

そして自覚する。
なんだ、夢か…。
夢で良かったと思う反面、夢じゃなければ良かったなんて思う自分がいる。
だって、夢だったら死んでいたかも知れないから。

…なんて、ネガティブなことを思ったりもする。

こんな日常、早く捨ててしまいたい。
私は強くも弱くもないから、手放すことも受け止めることもしない。
だからもう、嫌気がさしている。