「あんたって悪魔?
何でそんなことアタシに言うの?
別に知らなくていいことじゃん。
自分で言えるんだから 自分で言ってよ!!
自慢?千尋に愛されてるから?」


みるみるうちに 花の顔が哀しげな様子になってきた。


「アタシだって……アタシだって……」


アタシは禁断の扉を開く


「アタシだって 千尋が好きなの!!!」


ものすごい大きな声で叫んだ。


叫んでアタシは自分の声に驚いて飛び起きた。



「夢?夢?うわ~~ほんとやだ~~~~
最悪なんだけど・・・・・」


寝汗がパジャマを濡らしていた。


花と友達になったばっかに 何か変な夢みたり最悪・・・・



「そう言えば千尋・・・・・」


隣の千尋の部屋を静かに開けてみる。