〔退屈なお決まりの前書き〕

この物語はフィクションであり、登場人物・団体等実在しません。

一部、実在の方の名前は出てきたりしたら、素人の書いたことは気にせずにサラっと流して下さい。

ただ思うままに書き連ねて行くので、不定期かつ落としどころすら決まってないので、読んでいて退屈になるかもしれません。

また稚拙な文章にうんざりなんてこともあり得ます。

下記のような症状が出た場合には、読むのを止めて、矢印に従い医師に掛かるか、楽しいことにすることをオススメします。

症状1:めまいや吐き気を感じる→内科へ

症状2:憂鬱な気持ちになりやる気が起きない→心療内科へ

症状3:つまらない→苦情は無しよん

症状4:イライラする→カルシウムの摂取または、ホルモンバランスが崩れている可能性があります。

これはそう遠くない未来の話である。

2021年、精神は子供のまま体は大人になる傾向が流行語として『こどな』などと一部マスメディアは取り上げ小さなブームとなった。

この当時はブームとして扱われる程度で別段、問題はなかった。

しかし『こどな』達は、ある一定の年齢までは、大人しく仕事に就き、家庭を持つなどして社会に適応していたが、早い者で二十代後半から適応出来なくなり、集団で仕事を辞めてしまったり、自殺を図る者が目立ち始めた。

それは年々増加し、雇用の不足やそれに反比例するかのような右肩上がりの自殺者の数字が問題となっていた。

流行語となってから3年後の2024年に政府は研究機関を設立し『こどな』の被験者を20名募り、その精神構造や嗜好や趣味などの傾向を始め被験者よりサンプルとして抽出し、治療法の開発に乗り出した。

しかし、サンプリングの結果コレと言った傾向はなくむしろ各被験者によって異なる部分の方が多く見られ、多くの研究者が頭を悩ませた。

しかし研究の成果として唯一、共通する点として各被験者によって個々の好むものに対して、驚くほどの執着心や集中力を見せた。

また、それについては知識、技術において、常人の遥か上を行く事が分かった。

政府はこれを受け、今後も『こどな』がもたらす、雇用人材の減少や自殺者の増加など、社会への影響は大きいとし『こどな救済措置法案』なるものを成立させ、完全な『大人』になるための再教育を促した。