瑠美は心底驚いた顔をしていた。

「あ、雨宮君?」

俺から瑠美と神川までの距離は10メートルくらい俺は瑠美の近くにいる神川に嫉妬して瑠美との距離を縮めた。

「瑠美…」

「ど、どうしたの?」

俺から話しかけられると思っていなかった瑠美はオロオロしていた。

「何してんだ?」

「え?あの…神川くんとお話を…」

「告白されてたの間違いじゃないのか?」

「え?あ、うぅ…」

図星をつかれ唸る瑠美は格別に可愛い。

「来いよ…。」

俺はそう言って瑠美に手をさしのべた。

「へ?」

ちょっと神川をちら見してオロオロする瑠美

「雨宮!今更瑠美ちゃんに何のようだよ!?」

邪魔な奴だな…。

←もともと邪魔だったのはあんたです。

「今更って何だよ…もともと瑠美は俺のだ。」