瑠美side

あれからしばらく寝ていた私が起きたときには放課後になっていた。

一日くらいサボっても怒られないよね。

私はカーテンを開けてベットから離れた。

その時…

「瑠美ちゃん♪」

「へ?あ、神川くん!ビックリした…。」

なんとビックリ隣のベットに爽やかイケメン神川くんがいたのだ。

「瑠美ちゃん…泣いたの?」

私の顔を覗き込みながらそう言う神川くん…。

「泣いてないよ…。」

やっぱバレる?

「嘘はいいよ。で、瑠美ちゃん、一緒に帰らない?」

「え?いいけど…?」

なんかいつもの神川くんと違う気がするんだけど…気のせい?

「じゃ…まず教室にカバン取りに行こ?」

「うん!」

私たちは保健室を出て廊下を歩き出した。

「んで、瑠美ちゃんはどうして泣いたの?」

そこ聞いちゃう?