声のする方を振り返ると



野球部員が私の方へ走って来た。





あ、あの人のボールか…





「あ、これですか…?」



その子に渡そうとして立ち上がると…




(あ、気持ち悪いの…忘れてた)




そのまま私は意識を手放した。