「にいなぁ〜!
もう藍斗くん来てるわよ〜!」





「はぁーい!今おりるー!」






ダダダッと急いで階段を降りる。






「もー、毎日待たせてー!
どれだけ言ったら朝起きれるのかしら」





「今日はちょっと早いもん!」





「全く…「いってきまーす!」







朝からママに怒られるなんていや!






そう思って私は


ドアを開けて外にでる。







「五分ちこくー。」



「ごめんー!」



「ほんと、のろまだなー」





そう言いながらも


大好きな笑顔を見せてくれる。






…そう、この人が


林 藍斗(はやし らいと)






私の幼なじみで


私の大好きな人。