だんだん深くなるキスに


息ができなくなる。




「んっ…すぐる…」




ドンドン、と偀の胸を叩く。




「無理、我慢できねぇ」




そう言って私の服に手をかける。



「ちょっ、偀…!」



必死に抵抗するけど

あっけなく捉えられて



艶かしい瞳で囁かれる。



「毬絵が悪いの。煽っといて逃げるとかなし。」