「今日は本当にありがとうございました。」 優士のお母さんに挨拶をしてから家をでた。 優士と並んで歩きだす。 辺りは赤色に染まっていた。 夕日が遠くに見える。 帰り道はあまり会話をしなかった。 ただ歩く。 たったそれだけでも幸せに感じてしまう。