そしてめっさええ時に局長や副長が入ってきた。
泣く月華を見た瞬間目を見開きすぐになんとも言えぇへん切ない顔をした。
「局長…実は…」
わいは立ち尽くす局長達に月華がしゃべれぇへんくなった事を伝えると
局長はいつものように豪快に泣くのではなく静かに涙を流した
「私の所為だ…」
自分を責めているんだろう。
誰が悪い。
そんなの言われたら
一番悪いのはわいの方や…
月華の正体知ってたのにすぐに報告しなかった。
月華を苦しめたんもしゃべれぇへんくなったんも局長が涙する原因はすべてわいやん…
わいは畳に自分の頭をこすりつけた。
「すみませんっ」
わいの所為で…月華は…
山崎side*end