「でも、」

「でもじゃねぇー、食え少しでも」




沢庵を一つつまんで私の口に掘り込む土方さん


確かにおいしい



でも、この味が幸せすぎて視界が涙でいっぱいになってしまうんだ。




「ふぅ…あぁっ…」



「辛いかもしれねぇ、悲しいかもしれねぇー、
けど、お前はあいつと約束したんだろ?
なら、守れ
あいつのために。」




頷く私に沢庵を突きつける土方さん。



てか、それあんたの好物だし



口に入れようとした瞬間



吐き気がして厠へ走った。



でも実際吐くわけじゃない


それが気持ち悪くて医者に診てもらうことになった。





「どうだ?!」



何故か私の部屋にはみんないてみんなは結果待ちのようだ。