月華side







「え?」



突然土方さんに呼ばれ一つの白い紙を渡された。



「極秘任務だ。
それに着替えて町へ紛れ込み、〇〇屋へ行きある者と合流しそこから離れその紙を共に確認しろ。それまでは山崎についてもらう」



「ほいな」




突然の事で頭が上手く動かない。



えっと?

つまり女装してってちがうな…もとの格好…?


これも可笑しい…あぁ!!もうなんでもいい!!!!


とにかく着物に着替えて〇〇屋である人と合流して今手にある紙を見る…



これの何処がそんなに真剣な顔をして言われるような極秘任務なんだ?




「いいな?」


「は、はい…」



あまりにも真剣な土方さんにただ頷くことが出来ずに用意してくれた着物を手に土方さんの部屋を後にした。



「何で、あんなに真剣?」


隣の馬鹿、おっと…ススムに聞こうとするとなんと珍しくこいつも真剣。