「部屋はどうすっかな…仮にもお前女だし…でも、部屋余ってないし…」
「なくていい。屋根寝ればいい」
「イヤイヤ、月華くん!女子にそんなとこで寝かせれるわけないだろう!!」
「じゃぁ、俺の部屋でいいじゃん」
「…まぁ、一番平助のトコが安全か(ガキだし、手ぇ出さねぇだろ)」
「よし、決まり☆」
と言う感じで私の部屋が決まった。
「じゃぁ。解散。
お前はこの後平助に案内してもらえ」
「はい」
私は近藤さんの顔をもう一度見る
「ん?」
近藤さんは不思議そうに首を傾げるが私は「すみません、何もありません」と目を逸らした。
本当はもっと話したい。
けど、
今は無理だろう。
私は平助と一緒に部屋を後にした