入隊試験が終わり、先ほどまでいた部屋に戻った。


「では、改めて入隊おめでとう」


近藤さんは優しく私に微笑む。

私もつられて微笑もうとしたが、次の近藤さんの言葉で笑みは消えた。


「此処の局長の近藤 勇だ」

「…え?」


コンドウ イサミ??


「どうしたのかね?」

「い、いえ…」


近藤さんは不思議そうに私の顔を覗くが私はその瞳か逃れた。


近藤 勇…


京にいたんだ…


「俺は副長の土方 歳三。」

黒い奴は土方 歳三

「一番隊組長沖田 総司。」

腹黒が沖田 総司

「二番隊組長永倉 新八。」

筋肉が永倉 新八

「三番隊組長斉藤 一。」

無口が斉藤 一

「八番隊組長藤堂 平助。」

童顔が藤堂 平助

「十番隊組長原田 左之助。」

色気ムンムンが原田 左之助