「これではぐれねぇし、危なくねぇだろ?」 私の返事なんてまたずに平助はまた歩き出した。 こんなことするから、私は期待しちゃうんだ… ねぇ、嫌いならこんなことしないでよ、平助… でも、嫌いにならないで…平助… 久しぶりに触れた君のぬくもりは幸せのようでちょっぴり切なかった…