さすが歳…女子の扱いに慣れている…




それに引き換え私は…


はぁー…局長として情けない…





「あいつには、笑っていてほしいからな…」




歳の視線の先には切なげに夕日を見つめるあの子がいた。



もしかすると、歳はあの子のことを…



いや、これは気付かない振りをすべきだろう。



歳の秘められた想いに目を背け私は藤堂くんと月華を部屋へ呼んだ。







近藤side*end