笑い誤魔化そうとするが左之さんはそれを許してくれなかった。




「最近のお前はちょいとばかりか可笑しいぞ…。
それはもちろんお前だけじゃない、平助もだ。」




「っ、」




そう、最近の私達は別々の部屋で必要最低限の会話しかしない。



平助が私に何か言いたげなのは知ってるけどあえて、気付かない振りをし続けてる。





「まぁ、何か不安な事があるのかも知れねぇが、話すことが一番だ。
お前があいつのこと好いているなら、それでいいじゃねぇか。
一度話してみろ。
今日はいい機会だ。」




左之さんは大人できっと私なんかとは比べ物にならないくらいたくさんの経験をしてきたんだと思う。




私はそんな左之さんがとても羨ましくなった。







月華side*end