「し、ししししししししし新八さんっ!!
なななななっ?!何を言っている、のかな????!!!!」





驚くほどどもる私に皆は唖然をしていた。




まるで、「本当だったのか…」と、




その視線に耐えられなくなり私は平助と近藤さんの袖を引っ張った。




「い、行きましょう!!!!」



重心を崩しながらも私に付いてきてくれる二人は苦笑いしながら屯所に手を振っていた。




私も熱くなった顔を仰ぎながら屯所に手を振った。




「行ってきます!!」





さぁ、江戸への道のりはとても長そうだ。










いや、うん…長いって分かってんだけど、さ…





月華side*end