彼に抱きつくと額に口付けされた




「俺と恋仲になって下さい」



「はいっ」




頬をすべる雫に彼は口付けた。




視線が重なり赤くなった彼の顔が映る。



それでもへへっと私の大好きな顔で笑った。




そして彼はまた私に愛の言葉をくれた。




「好きだ…」



近付く視線は重なり、私達の唇は重なr「おめでとさん!!」



らなかった…




どこから出てきたのかも解からず、視線を声の先に向けると皆いた。



好きと言ってくれた総司も皆もおめでとうと言ってくれた。



嬉しかった。



私達は肩を並べて屯所へ帰った。





あ、もちろん振袖は返したよ。