「何故人殺しなど。」


「…私は、長州の奴等しか殺さない。」


「…。」



沈黙が続く。


芹沢というおじさんは私を探るように見てくる。


だが、
ふっと鼻で笑い馬鹿にするような目で私を見据えた。



「まだまだお主もガキだな」


「なっ?!」


「憎しみのために人を斬っているのか?
笑えるな」



っ…


お前に何がわかる?

私にとって大切な存在だったんだ。

大切で、大切で…

失うなんて考えてなかったから、突然きた別れを受け止めきれていない私はたしかにお前からみてはただのガキかもしれない。
こんな世の中だ、いつ何が無くなるなんて予測不可能なんだ。

そんなこと、

私だってわかっている!!!!!!!!!!