「何があったんや?
私でええんやったら聞くで?」
「っ…実はうち、少々長州のお方と繋がりがありまして…お会いしていたところを新撰組に見られてて…」
「それで終われてたと…」
「はぃ…」
「そうか…」と呟きながら腕を組む古高
何故か私をチラっと見て気のせいか頬を染めた
気味悪いな…
何て思っていると古高は腕を掴んでいる手に力を入れその染めた頬のまま私にズイッと顔を近付けて来た
「此処にいるといい!」
とても任務にとって嬉しいことを言った
「本間ですか?!」
「あぁ、私も長州の方々と繋がっている、それに私は長州出身だ」
ふ~ん…こいつ長州出身なんだ…
笑顔を作り古高に向かった
「初めまして、月と言います。
よろしゅうお頼みます」
「私は古高 俊太郎だ。俊太郎と呼んでくれ」
え゛…
何で呼び捨て?!
すんごく嫌なんだが…