「答えろ。」
「…。」
答えない私に男はそこにあった竹刀を振り上げた。
―バシッンン
「あああぁぁあぁぁ!!!」
あまりの痛さに声を上げる。
それでも男はやめなかった。
どのくらい時間はたったのか。
痛みで意識が朦朧とする中、目の前の戸が開く。
「ッ!!!!!!
土方はん!あんさん何やっとんの!!!!!!」
「っ!
お梅さん!!何でこんなとこに!!」
とても綺麗な女性が透き通った雫を零したと同時に私の意識はそこで途切れた。
月華side*end
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