と言って指を向ける。指の方向には屋上で抱き締め合っている彩乃と優輝がいた。
「めっちゃ、いい感じやん。いいの~十三番目。」
侫歌が呆れて
「霞がのんびりしているから悪いのよ。まったく。」
サタンが
「やっぱり霞はんそうなのかい??」
侫歌が
「見え見え。」
サタンが優輝たちの方を向いて遠くを考える。
(ホンマにどないんしよう??)
彩乃が優しく
「……怖いよね??」
「……うん。」
彩乃が優輝の泣き顔を両手で抑える。
「……勇気をあげる。」
と言って彩乃のおおきに瞳が閉じられて、優輝の唇に優しくソッと自分の唇を当てる。
優輝の時間が止まる。涙も止まる。
陰が
『マジ!!ククク。』
まだ陽さんは戻っていない。
数秒後、唇が離れる。彩乃の頬が少し赤く染まった。
「勇気あげた。」
と言って、彩乃は屋上を後にした。
それを見ていたサタンや侫歌が
急いで結界で隠れる。彩乃が下に降りて行ったのを確認して、結界を解く。
彩乃は目を点にして
「まさか!!彩乃がね~、いつも無口だから何考えていたか分かんなかった。うん!?どうしたの??」
サタンを見ると隅っこで小さくなっていじけていた
「うんな、アホな!!」
「めっちゃ、いい感じやん。いいの~十三番目。」
侫歌が呆れて
「霞がのんびりしているから悪いのよ。まったく。」
サタンが
「やっぱり霞はんそうなのかい??」
侫歌が
「見え見え。」
サタンが優輝たちの方を向いて遠くを考える。
(ホンマにどないんしよう??)
彩乃が優しく
「……怖いよね??」
「……うん。」
彩乃が優輝の泣き顔を両手で抑える。
「……勇気をあげる。」
と言って彩乃のおおきに瞳が閉じられて、優輝の唇に優しくソッと自分の唇を当てる。
優輝の時間が止まる。涙も止まる。
陰が
『マジ!!ククク。』
まだ陽さんは戻っていない。
数秒後、唇が離れる。彩乃の頬が少し赤く染まった。
「勇気あげた。」
と言って、彩乃は屋上を後にした。
それを見ていたサタンや侫歌が
急いで結界で隠れる。彩乃が下に降りて行ったのを確認して、結界を解く。
彩乃は目を点にして
「まさか!!彩乃がね~、いつも無口だから何考えていたか分かんなかった。うん!?どうしたの??」
サタンを見ると隅っこで小さくなっていじけていた
「うんな、アホな!!」