美「どうしたの?紫苑?」





紫「夜飯の時間だって。」





美「分かった。今行く。」




紫「うん。あっ、それと沙羅さん帰って来たよ。」




美「了解。」




俺達は広間に向かった。




ススー





中に入ると、爺ちゃんを始め懐かしい面子に会った。





美「お久しぶりです。沙羅さん。」





沙「そんなにかしこまらなくてもいいのに。」




美「いえ、俺達がいない間、蒼龍の皆を鍛えてくれたと祖父に聞きました。行く前に言っておいたとはいえ、守ってくださり、感謝します。」




私は沙羅さんの前に土下座をして礼をした。