でも、二人とも気さくな人達みたいで安心した。


玄関まで出迎えてくれたお母さんが私を一目見るなり「bonitinha!」って言って目をキラキラさせて抱きついてきてくれたし。着物を着てるのにね。


それって確か、ポルトガル語で「すごく可愛い!」って意味だっけ?


なんか嬉しいんですけど。




そんなお母さんと温和さんは着物のせいで動きづらそうだったから、安藤家の皆さんが来たら私がお茶出し係りを買って出た。


櫻茶の淹れ方も温和さんに教えてもらったし、お茶菓子も用意した。


よし、後は結納が上手く行くといいな。