「うあ！さむっ」

「雪っ！」

スキー場はそれほど混んではいなかったけど、何しろ天気があまりよろしくなくて。


芽依とあたしは曇天からもそもそと降り続ける雪に、めちゃくちゃはしゃいでいた。



待ちに待ったスキー場でのお泊まり。





24日と25日にはせつら達のバイト先に行ったけど、どの時間も混雑120％越えしてたからクリスマスプレゼントを渡す暇なんて全然なくて。


芽依と二人、せつらや阿木さんの顔を見て挨拶するだけで一昨日と昨日は帰ってしまった。


あたし達の顔を見るなり、疲れてるのに笑顔を見せてくれたせつらに、またキュンとしたり。





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