せつら達のバイトが終わり、私服に着替えて戻ってきたのは5時半頃だった。
引き継ぎでバタバタしていたからだと、阿木さんは芽依にひたすら言い訳をしている。
「それより、例の話。どうすんだよ」
せつらが阿木さんの腕を叩いてあたし達の方を見た。
「あ?あー。お前達クリスマスの後、26日って泊まりで出掛けられる?」
「え?」「なんで?」
泊まり掛け?どこに?
「いや、俺らここのバイトが24日25日と2日連続で通しで入ってるんだよ。店のオープンからラストまでだから、上がるのが夜の11時過ぎ。だから、クリスマスには逢えないから……」
「26日と27日に休みが取れたから、皆で一緒にスノボにでも行けないかって、尚と話しててさ」
スノボ !? お泊まり !?
「行きたい !!」「行く !!」
えぇー?芽依は即答できるの?いいなぁ……。
「芽依は行けるのな。睦月ちゃんは?」
「う…。うー。一応参加でお願いします……。けど、お母さんに頼まないと」
うちのお父さんは目茶苦茶厳しい。男の人とお泊まりなんて言ったら、絶対許してくれないよ。
引き継ぎでバタバタしていたからだと、阿木さんは芽依にひたすら言い訳をしている。
「それより、例の話。どうすんだよ」
せつらが阿木さんの腕を叩いてあたし達の方を見た。
「あ?あー。お前達クリスマスの後、26日って泊まりで出掛けられる?」
「え?」「なんで?」
泊まり掛け?どこに?
「いや、俺らここのバイトが24日25日と2日連続で通しで入ってるんだよ。店のオープンからラストまでだから、上がるのが夜の11時過ぎ。だから、クリスマスには逢えないから……」
「26日と27日に休みが取れたから、皆で一緒にスノボにでも行けないかって、尚と話しててさ」
スノボ !? お泊まり !?
「行きたい !!」「行く !!」
えぇー?芽依は即答できるの?いいなぁ……。
「芽依は行けるのな。睦月ちゃんは?」
「う…。うー。一応参加でお願いします……。けど、お母さんに頼まないと」
うちのお父さんは目茶苦茶厳しい。男の人とお泊まりなんて言ったら、絶対許してくれないよ。