「どんな事をすればいいの?」
「俺と友達から始めてみねー?」
「……友達、から……?」
「そ。別にやらしい事とかしないし。最初はこうして一緒に飯食ったり映画なんか行ったり。もし睦月が友達レベルで満足できないぐらい俺の事好きになったら、その彼氏とは別れて俺んとこ来いよ」
それはつまり。
………どういうこと?
「何、ワケわかんないって顔してんの?俺、睦月の事が気になって仕方ないの。なんつーか」
氷室さんはゆっくり車を路肩に停めて、あたしの頬を包み込んだ。
「俺の色に染めたい」
………ッア――――――!!!!
何これ何このこそばゆさ!
「独り占めしたいって意味」
氷室さんは余裕で軽く笑って、また車を出したけど!
あたしはそれどころじゃない!
独り占めしたいって。
俺の色に染めたいって。
そんな事、陸斗に言われた事なんてないからドキドキする!
「俺と友達から始めてみねー?」
「……友達、から……?」
「そ。別にやらしい事とかしないし。最初はこうして一緒に飯食ったり映画なんか行ったり。もし睦月が友達レベルで満足できないぐらい俺の事好きになったら、その彼氏とは別れて俺んとこ来いよ」
それはつまり。
………どういうこと?
「何、ワケわかんないって顔してんの?俺、睦月の事が気になって仕方ないの。なんつーか」
氷室さんはゆっくり車を路肩に停めて、あたしの頬を包み込んだ。
「俺の色に染めたい」
………ッア――――――!!!!
何これ何このこそばゆさ!
「独り占めしたいって意味」
氷室さんは余裕で軽く笑って、また車を出したけど!
あたしはそれどころじゃない!
独り占めしたいって。
俺の色に染めたいって。
そんな事、陸斗に言われた事なんてないからドキドキする!