「タケオくん、お母さん大丈夫だった?」


ぼけっと窓から外を眺めていたらイマイキョウコが話し掛けてきた。


「ああ、大丈夫だったみたい。それに前にも似たような事あったし。」


「そうなんだ…


ねえ、いやな事ひとつ聞いてもいい?」


「いやな事?なに?」