『大丈夫?』


男の子が心配そうにしている


(やばっ、みられた!)

私はすぐに涙をふいた



『ごめんなさい!もうだいっ…だいじょうぶだよ………


『うっ…うぅっ…うぅっ…』



笑顔で答えたかったのにこんなことで泣くなんて…



『どうしたの?保健室行こっか?』


やさしい声が耳もとでささやく


『うん…ごめんね…ありがとー…。』


私は男の子に保健室へ連れていってもらった







保健室の先生と男の子の会話が聞こえてくる


『熱もないし、寝たらよくなるでしょう!』


『本当ですか!よかった!』


男の子、やさしいな…
それに比べて、流星くんは…



『これから習い事があるので僕は帰ります。』


『わかった。ありがとねー』



助けてくれたのに名前聞けなかった、
顔もぼやけて見えなかったし……



それから15分ぐらいたった



『ありがとうございました!もう大丈夫です!』


『そう!家帰ったらすぐに寝なさいよ!』


『え~~、は~い。』

寝ないとだめだけど、帰ったら友達とメールで、ねれないだろうな~


家に帰って携帯を開くと非通知がきてた

(だれだろう?)


メッセージを聞くと流星くんの声だ!


『俺、木崎……今日いいすぎた…ごめん。電話番号は友香の友達の石田矢乃にきいた…………………………じゃ、学校で……。』



流星くんに悪いことしちゃったな


電話かけてみよう!




『もしもし、高橋友香です。えっと流星くんでしょうか?』
『えっ!?友香!』
『………………………………えっと…』

流星くん困ってる…

『ごめんね。心配させちゃって、』

『いや……俺がわるいんだ!ふざけすぎた。』


『ううん………………、じゃあまたね!』

『おぅ!』






緊張したぁーー!

明日学校行ったらあやまろう!




『おっおはよー!』

『おぉーー、おはよー!』

流星くんと私の会話はぎこちない。


『なんか、2人元気なくなーい?』


『花ちゃん!そっ…そんなことないよ!ねっ!?』

『おぅ!俺たち元気100%だよな!?』

『』