言いかけたヘヴンを。

「守ってくれるのでしょう?」

カタリナは言葉で遮る。

「主より授かった聖痕で、私と一蓮托生の覚悟で戦ってくれるのでしょう?」

「…勿論だ」

フッと笑むヘヴン。

「では…私達は今日から…いえ、これからも同じく同胞です」

右手を差し出すカタリナ。

ヘヴンも快く握手に応じる。