「その私の婚約者が、この学園の生徒会長。・・・彼は、三津谷財閥の息子なの。」
「だから、婚約者のことについて謝ったってワケ?」
香我美が、頷いた。
「・・・けんなよ。」
「・・・え?」
「ふざけるなっつったんだよ!!」
・・・・沈黙が、長い間続いた。
「・・・ワリィ。お前に怒鳴ることじゃなかったよな。」
「いえ・・・。それよりも、ふざけるなって・・・なんで?」
「オレが言いてぇのは、本人に・・・生徒会長が、直々に謝れっっていうこと。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…