洗い物を済ませてシャワーを浴びると濡れた髪もそのままにソファーに寝転び早々に明かりを消した。

タオルを顔にかけ目を閉じて、耳を澄ます。天井のライトがじわじわと熱を失う。



俺のソファーはあおの部屋との境目にある壁にぺったりとくっつけて置いてある。





やがて、カチリ、と照明を落とす音がしてあおがベッドに入ったのを感じて目を開いた。