*圭介Side*
栞菜が指を指した家は、栞菜がいかにも住んでいそうな家だった。

「栞菜に似てるな。この家(笑」

「ひ、ひどい…。私家に似てるんだ(涙」

「ちげーよ(笑 雰囲気が似てるんだよ(笑」

「な、なんだぁ(笑」

「んぢゃ、俺帰るわ」

「えっ、上がって行かないの⁇」

栞菜の言った言葉に一瞬ドキッとしたが…

「バァカ、付き合ってそうそうお互いの事もしらねぇのに上がれるかっ(笑
あっ、それとも………」

「きゃっ!!」

栞菜を抱き寄せて耳元で囁いた。

「犯されたかったか⁇(笑」

栞菜は頬を赤らめさせて俺に向かって

「そんなんじゃないわよっ!!!!!!
もういいっ!!!!」

「ごめんごめん(笑
そんなに怒るとは思ってなかったからごめん…な⁇」

「分かったよぉ。じゃあまた明日ねっ!!!!」

「おうっ!!じゃあな!!」


「栞菜可愛かったなぁ…」

栞菜の顔をあんなに間近で見たことが無くて帰り道にボソッと言っている自分が恥ずかしくてたまらなかった。