そのあと、診察を受けに行った。 私が診察に行くとき、レオはしゅんとした顔で、 小さな声で「がんばってね…」と言った。 薬をもらって、帰ろうとすると、病院の玄関で レオが壁にもたれて、片足をぷらぷらさせていた。 何をやっているんだろう…と思ってレオに近づくと、 レオは、私に気づいて、私の方に歩いてきた。 少し顔を赤らめて。