「…クリスマスイブの日、俺は検査受けなきゃいけないの。1日かかるから、その日は2人でどこか行ってきなよ!…ただし、持ってくるの次の日でいいからお土産は買ってきてね!」


ニコニコ顔を崩さずにそう言う壮太に俺は何も返せなくなった。



「壮ちゃん…」


小雪は声のトーンを下げてそう呟いていた。