「いやあー。一番もててんのは俺って事かぁ!」 暗くなった病室を明るくするように壮太は笑いながらそう言った。 「…冗談はおいといて、龍はちゃんと反省しろよ。日曜のクリスマスイブは小雪とデートしてこい!」 次に壮太から出てきた言葉に俺は更に固まった。