「…サボったって…お前…」 小雪の行動力におれは唖然としながら呟くと、小雪は俺を大きな目で見つめてきた。 「龍ちゃんが悪いんだからね!」 小雪は俺を指差してそう言った。 「龍ちゃん、メールもラインも返してくれないんだから!」 そう言うと小雪は悲しそうな顔になっていった。