「今年は違うだろ!なんてったって小雪もいるし!」


壮太は大きな目をキラキラさせてそう言った。



「…あーね。お前と小雪は連絡取り合ってんの?」


俺は壮太に尋ねた。

…俺も全く小雪を意識してないわけではなかったが、楽しそうに話す壮太を見て2人の絆を改めて思い知った気がした。