「イケメンにイケメンと言われても嫌みにしか聞こえねーな。」
俺は正直、壮太は芸能界にいてもおかしくないと思っていた。
すると壮太は
「伸長181センチ。紙は黒髪の短髪。程よく着いた筋肉、切れ長の瞳に整った顔立ち。そして俺様な態度。」
と、俺を舐めるように観察しながら分析するように言ってきた。
「知ってるよ。学校に岬 龍一ファンクラブあるんだろ?」
笑いながら壮太はそう言った。
「…な、なんであんなキチガイ集団の事知ってんだよ!」
俺は思わずびっくりして壮太を見た。
「同中で高校も一緒の隣のクラスのタカシからの情報♪
おれらライン友達なのさ」
…あぁ、タカシね。
あいつ余計なこと言いやがって。
明日しめてやる。