小雪からのメール。
『駅に着いたよ(^-^)v』



「…小雪からメール来た。」

俺が呟くと


「は、早く!女の子待たせちゃダメよ!」

「頑張れよ、龍!とにかく頑張れ!」


二人に急かされて俺は慌てて車を降りた。


が、頑張るって何を…。



俺は物凄い緊張を何とか飲み込んで、早歩きで小雪であろう女の子の前に近づいていった。