「もちろん。何てったって俺、店長だしな!社割でまた安く買えるしいいんだよ!




まぁ、条件として言うなら、小雪ちゃんに意地張ったりするんじゃねーぞ。」




瞬さんが何故小雪の事を…。
俺は申し訳なさそうに笑って助手席から後部座席にいる俺を見ている姉貴と目があった。



「ごめーん。だって、今日の事説明するのに小雪ちゃんの事を説明せずにってのが無理だったんだもん!」



姉貴はそう言った。


…まぁ、確かにそうかも知れない。
ただ、俺は猛烈に恥ずかしくて堪らなかった。