「瞬さん!久しぶりっす!」


俺は瞬さんとは初対面から意気投合して、可愛がってもらっていた。


顔はアイドル系ではないが、渋いイケメンというのか…大人の男というオーラが漂っていて、何より某人気メンズアパレル店の店長で、シンプルなのにお洒落だ。
俺は密かにこういう男になりたいと思ってる。



「龍と俺なら背丈も体つきも近いしな!俺の服貸してやるよ!まぁ、俺に任せろよ!」


そう言って、パンパンのボストンバッグを床に下ろした。


そしてすぐに、瞬さん&姉貴の最強タッグによるファッションショーがすぐに始まった。



…モデルは残念ながら俺だけど。