ダメージを受けたまま私、小雪は電車に乗っている。 『今日、お見舞いに来てくれたら嬉しいなぁ』 壮ちゃんからそうラインが届いた。 きっと龍ちゃんもいるだろう。 …大丈夫。 いつも通りの3人でいればいいんだ。 あのネックレス… いつもは着けるけど、今日は何だか着けることが出来なくて… 私はそれを制服の胸ポケットに入れておいた。